ここ数日、私のセクシュアリティをもとに小説を書こうと色々と考えていたけど、どうにもうまくいかない。うまくいかないから避けていたのだろうなと思う。まだ自己理解が足りていないのか、私の人間性的な問題なのか、わからない。

何かの参考になるかなと「多聞さんのおかしなともだち」というマンガを読んで、あと「そばかす」という映画も見た。どちらもアロマンティックの話。

結局、という表現はあまりよくない気がするけど、そこが着地点なのかとどちらに対しても思う。簡単に言ってしまえば「自分以外にも同じような悩みや考えの人はいる。そのことに救われる」ということなのだけど、そこがスタートじゃないのと思ったりして、でもまだそこをスタートにできないのか、とも思ったりする。もちろんそれだけで本当に救われているのかもしれない。朝井リョウの「正欲」を読んだ時も同じような感想になった気がする。

それで、結局、我々は、どうしたらいいのですか?

私は自分をアロマンティックだと思っていないのだけど、あの映画のなかだと私は完全にアロマンティック側(主人公側)の人間で、なんかうーんと思う。社会ってほんとにあんな感じなのだろうか?映画の誇張表現ではなくて?と思う。私が社会のことを何も知らないだけかもしれない。

たぶん恋愛の定義が違うのだろうなって思う。世間の恋愛を見て、あんなの恋愛じゃないでしょと思うし、ああいう恋愛ならしなくなてもいいかと思う。でも本物の恋愛があるかもしれないじゃないか、と思うわけで、そういう意味で私は少し前に恋愛は愛のグラデーションでみたいなことを書いた。

そういうのが私の恋愛に対するスタンスで、だから恋愛感情がないということをなぜ言えるのか、みたいなことを書いてしまって、否定する意味合いはもちろんなかったけど、そのあとで少し反省した。これって私の価値観がそうなだけで、絶対的に正しいわけじゃないなと。すべてを包摂したつもりになっているだけで、例えば恋愛感情がないと思っていること自体を拾えていない。

こういう考えは傲慢だなと思う。よくないので、気をつけなければいけない。でも私の考えを否定される筋合いもないので、自分の考えをどう持つべきなのかむずかしい。

それでどうやって現状の私のセクシュアリティを表現すればいいのだろう。その方法を今日一日ずっと考えているのだけど、なかなか難しい。

「多聞さん」の話をすると、自分でセクシュアリティの話を書こうと思って考えてみると、よくできているというか、そういう方法があるのかと思う。アロマンティックの話と聞いていたのに、実際に漫画を読んでみると、よくわからない幽霊?妖怪?みたいな名前を持たない妖精的なものが出てくるのだ。

私が小説で悩んでいるのは、主人公がまったく自分のことについて口を開かないことで、どうにかして口を開かせられないかと思案してる。ただ、妖精的なものになら、口を開かせることはできるなとマンガを読んで思った。

誰かには聞いてほしくて、でも誰にも聞いてほしくないことってある。私がnoteにぺらぺら書いているのはそういうこと。ただぜんぶ書けるわけじゃなくて、それは言えないことだったり、純粋に言語化できないこともあったりする。それを小説にするというのが私に基本的な創作スタイルなのだけど、難しい。

結局どこにも行けないというか、どこに行けばいいのかわからないというか、どこに行きたいのかわからないというか。うーん。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322501001629/

https://notheroinemovies.com/sobakasu/

https://marshmallow-qa.com/qut6j87f0bseenh?t=3pUxoQ&utm_medium=url_text&utm_source=promotion