ひろくひろく
考えれば考えるほど思考は暗い方に行くというか、明るいことを考えることって結構難しい。例えば私はどうしてこんなにも幸せなのだろう?とポジティブに考えることができる人ってそういないと思う。そんな感じ。
小説を書いて、投稿して、それを読んでもらえることはとてもうれしいことなのだけど、読んでくれた方に対してなんだか申し訳ないなあと思う。私の小説なんて私以外おもしろくないだろうに、と思ってしまう。
おもしろかったら、おもしろかったよとだけ言ってもらえると助かるし、それをわかっているのに自分ではおもしろかったよと感想を伝えられないのはよくないことだよなと思う。好きな人やものには好きだよと言わなきゃなと思う。
ここ1、2年、小説では恋愛ではない関係というか、広義の意味での恋愛というか、恋愛の恋愛性の否定というか、そういうものをずっと書いている気がする。
何でも色んなものに対して広く受け入れたいなという思いがあるのだと思う。恋愛は男女でしか認めませんみたい感じではなく、ということ。広く広く物事を取っていきたい。恋愛という言葉はやっぱり素敵なので、それに当てはまるものが増えてほしいなと思うし、多様性というのはそういうことなのかもなあと思ったり。
「相手のことを、何も知らなくてもずっと一緒に居れたらいいなってときどき思うんだ。相手のことを何も知らなくても傷つけることはない。そんな関係がいちばん良いのかもしれない」
短い小説を書くとき、ぼんやりとしたイメージだけで書き始めることが多いのだけど、それだとどこに辿りつけずに途方に暮れてしまうことがある。昨日の小説はこの文章が出てきたおかげで終わることができた。私にとって小説を書くことは、自分のなかにある言葉を手探りで探しに行くことに近い。
これは私の理想について、良い感じに言語化できているなと思った。相手について何も知らなくても、相手を傷つけずにすむように、無意識的に輪の外へ追いやってしまわないようにしたい。ひろくひろく受け入れられるような言葉を使っていきたい。
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