最近仕事が暇である。

私の仕事はシステムの保守運用なのだけど、いまそのシステムのユーザーがおやすみ中で仕事がない。もちろん新人の私に仕事がないだけで、先輩たちは仕事に追われてる。

仕事が暇というのはとても素晴らしいのだけど、私はまだ仕事のことを何も分からないのに、これでいいのだろうかという焦りみたいなものはある。でも焦っても仕方がないので、与えられた仕事をとりあえずやって定時に帰る。

システムを使う人々がいないと仕事が発生しない。そのユーザーも仕事でそのシステムを使っているので、仕事が仕事を生んでいる。なんだかおかしな話だなあと思う。

仕事というのは農家さんみたいに、それがないと人々が生きていけないものな気がしていた。だからみんな必死に働いているのだと。

でも私の仕事がなくなったって死んでしまう人は出てこないし、社会に致命的な障害が出るわけじゃない。

もちろん私の仕事が回り回って農家さんみたいな、生活の基盤を支えてくれている人の役に立っているのだろうと思う。

仕事のもとのもとのもとを、どんどん遡っていったらどの仕事に辿りつくのだろう。想像もつかないし、おそらくどこにも辿りつかないような気がする。それくらい社会の網は複雑になっている。

仕事が仕事を生んでいる。奇妙な話のように思えてならない。仕事をしないと生きていけないから、仕事がどんどん生まれていくのだ。社会に出て色んな仕事があるということを知った。私の知らない仕事なんて何万とあるだろう。

みんなでやめてしまえば何が本当に必要な仕事なのかわかるだろうけど、もうそんなことができるようなフェーズじゃない。

仕事は辛くない。みんないい人ばかりだ。でも仕事はやめたい。社会から出ていきたい。常に人が近くにいることがストレスでしかたない。

ちなみに学校の方が倍くらい嫌だった。私に居場所はないのかもしれない。