どうしてみんな当たり前のように恋人がいるのだろう。不思議で仕方ない。

私の恋愛に対する価値観は変われど、理解度は小学生からずっと変わっていない。むかしっからずっと分からないまま。

友達と恋人との違いは強制力だと思う。友達に対して好きだとか嫌いだとか特別な感情を持つことはない。見返りを求めることはないし、裏切られたって別にかまわない。

恋人という関係は相手に自分を好きでいることを強制しているように感じる。そういうのって呪いと一緒でエネルギーを使うし、身勝手で醜いよなぁって思う。

結局私は怖いのだと思う。ただ唯一の一対一の関係というものが。どこにも逃げ場なんてないし、助けも得られない。相手の時間を明確に奪うわけで、もし人生に年表があればその期間は私に使ったということで記録される。それが幸せなことだとどうにも思えない。

そもそも私は人を正しく好きになれる自信がない。人を愛せる自信がないし、愛を正しく受け取れる自信もない。

なら恋愛なんてしなければいいと言う。でもそれは自分自身から逃げてるように感じる。自分自身を見つめるためには、やっぱり向き合ってくれる他人の目が必要なのだと思う。

でもそれを相手にさせるのは申し訳なくて、自分がその目になれるのならいいのだけど、価値観の押しつけのような気もする。

自分の感情やら欲求を相手に、ましてや好きな人に押しつけたくない。そこが根底としてあるから恋愛は醜く見えてしまうし理解できない。もっと単純に考えればいいのだろうけど、相手が好きな人だとやっぱりそうもいかない。