私は就活の面接で「この世の全ての人が生きやすい世の中になってほしいと思ってる」と言ったことがあります。

もともとそんなことは言うつもりはなかったんだけど、思っていたことではあったからポロっと口から出た。

自分の中で絶対に曲げてはいけないものがあるとすれば、私の場合はこういった、自分が正しいと思った価値観だと思う。

人の悪口を言わないとか、約束を守るとか、ズルいことをしないとか、そういったこと。

人の悪口は相手が誰であろうと言わないよう心掛けている。自分の口から人に向けて悪意を出さないということ。

私に人の悪口を聞かせてくる人はあまりいなかった。みんな私がこういう人間であることは理解していたし、そういうことを言っても私が困った表情をするだけだからだ。

でも中学のころに話の流れというか、その場のノリで悪口のようなものを言ってしまったことがあった。孤立気味の子をネタにするようなことを言った。そして私はすぐにそのことを強く後悔した。私はその子のことが好きだったし、すべての人となるべく公平に接したいと思っていた。

その子との友情を一方的に裏切ってしまったかのように感じた。それ以来、より一層の気をつけるようになったと思う。

約束を守ることとかに関しても同じで、昔友達との約束を破ってしまったことがあって、そのことをいまだに悪いことをしてしまったと思うくらい後悔して反省している。だから守れない約束はしないし、約束は絶対に守る。

私は誰もいないところでも歩行者用の信号を守ったりしてる。
融通の効かないというか、ダルい生き方をしていると自分でも思う。でもこれは絶対に正しいことだから、自分で正しいと思えることだから、そこを曲げてしまったら私の心は歪んでしまうような気がする。

常にピンっと真っ直ぐ立ち続けるのには体力がいる。でもダメダメな人間だからこそ、根底の根底くらいは正しくありたいのだ。

初めの話に戻るけど、私はこの世の全ての人が生きやすい世の中になればいいと本気で思っている。そのために何か行動することはまだ出来ないけど、そう思うことが大切なのだと信じている。

私が自信を持って正しいと思えることはあまりない。だからこそ、自分が正しいと思うことからは逃げてはいけない。そう自分に言い聞かせている。