アニメ化

 ヤバすぎるアニメの情報が出ました。opを米津玄師が歌うらしい。彼の曲を聞く前に自分の言葉でチェンソーマンについてまとめる必要性を感じたため、自己満妄想文章を書いていきます。

序盤

 1巻を初見で読んだときの感想としてはヤバい漫画だなぁ、くらいだった気がします。そのヤバさがVS永遠の悪魔あたりでマジでヤバいすぎる漫画だと評価がかなり変わったのを覚えてます。

 序盤だと、マキマさんの好きな人はデンジくんみたいな人って伏線がかなり好きです。なかなかおかしなことを言ってるけど、マキマさんが言うとなぜかすっとセリフが入ってくんですよね。
 あと、アキくんの狐の手のコマ。カースの釘?を打つコマの枠外から指が出てくるのも好きです。

姫野先輩

 姫野先輩、好きだなぁと思ったらすぐに殺されてマジかと思いました。でも作中でもなかなか良い死に方を貰えたんじゃないでしょうか。

 姫野先輩の役回りとしては、一般的なデビルハンターの不幸を背負ったキャラクター。バディは次々と死んで、泣いて、墓参りして、自分の生への執着が薄くなっていく。

 でもアキくんがいた。ただ、アキくんはマキマさんが好きで、まともで、かっこよくて、復讐のために生きていた。たぶん姫野先輩はアキくんに笑って欲しかったんじゃないかな。アキくんが姫野先輩のバディの彼女さんにガムつけてやったときみたいに(見返したけど、あんまり笑ってなかったです。妄想)。作中でもアキくんが笑ってるシーンってあんまりない気がします。

レゼ

 レゼ編が1番好きです。レゼは登場から退場まで完璧ですね。電話ボックスの中が最初の出会いです。雨宿りしているデンジの所にレゼが入ってくる。

 チェンソーマンではとても印象的なドアとか部屋の使い方をしているように思えます。アキくんの部屋へはマキマさんに言われてデンジは行って、そこがデンジの家になった。パワーちゃんもマキマさん言われて、デンジの家に入った。

 レゼはたぶん初めてマキマさん経由じゃない登場人物です。だからアキ、パワーのいる部屋ではなく、個室の電話ボックスなのかなと。

 レゼ編はやっぱり花火のシーンが印象的ですよね。映画とかでやってほしいです。完全無音でキスして、舌を噛みちぎってほしい。

 レゼはデンジに泳ぎ方を与えました。初めて(マキマさんを除く)何かを与えてくれた異性ですかね?きっとレゼもそう(口から吐き出した花です)。だからデンジは好きになり一緒に逃げようと言って、レゼもそこへ向かう。そしてマキマさんに殺される。

アキくん

 デンジのお兄ちゃん係としてマキマさんから与えられた人です。アキくんはジャンプの主人公感があるキャラですよね。復讐に燃える主人公。チェンソーマンのほとんどないジャンプっぽさを担ってるのは彼です。

 マキマさんにデンジの兄役を与えられて、復讐相手の銃の悪魔になって、デンジに殺される。可愛そうなキャラですね。

 アキくんのセリフで1番好きなのは、岸辺にデンジとパワーを銃の悪魔の討伐作戦から逃がそうとしたときの「怖気づきました」です。初めて読んだとき2度見しました。たった一言でここまでの情報を詰め込めるのかって。

 アキくんにとってデンジとパワーは復讐を果たすための道具のはずでしたし、そうするべきだと彼も分かっていたはず、なのに怖気づいた。どうやったらそのセリフが出てくるんだろう。まったくため息でちゃいますね。

 あと、デンジたちと雪合戦ではなく、キャッチボールがしたかったというのも泣けます。

パワーちゃん

 パワーちゃんはデンジの妹係で、作中の人外代表。人外らしく倫理観がぶっ飛んでいて、命は平等に軽いと思っている。でもデンジだけは違う、というセリフ好きです。

 パワーちゃんがデンジの家に入ってくるシーンは印象に残ってます。何というか仲間が増えた感じがしました。そしてマキマさんに打たれたシーンはトラウマです。マキマさんに呼び出される、マキマさんとデンジが二人でいる部屋に入ろうとする、殺される。

マキマさん

 チェンソーマンはマキマさんによって作られた話をデンジを通して体験していく話です。読者はデンジと同じように洗脳されてます。だってまだマキマさんのこと好きでしょ?

 何にも考えないで読んでいたせいか、マキマさんの目、どう見たって悪魔なのに何とも思いませんでした。まったく不思議です。

 マキマさんに関しては正直解釈ができてないことが多いです。

 マキマさんの夢は他者と対等な関係を築くことです。産まれた瞬間から支配の悪魔で、そしてたぶん国のトップに支配されてきたからでしょう。

 ただ、彼女が執着したチェンソーマンとの関係はファンとヒーロー?らしい。それは対等とはいえない。

 また家族のような関係ともポチタは言っていました。デンジと家族のような関係になっていくアキとパワーを見て何を思ったのか。デンジはチェンソーマンではないから関係ないのか。

 チェンソーマンを使ってそういう世界を作りたかったと言うけど、死や戦争を無くしたところで、そういう世界になるのか。

 あと、マキマさんは煙草を吸えません。作中での煙草は寄りかかったり、頼ったりするもの的な扱いなので、マキマさんの孤独を表しているのかな、なんて思ったり。

 抱きしめてほしい。そう言えなくてこんな回りくどいことをしてしまったのかもしれません。そういえばデンジと初めて会ったときに、デンジに言われて抱きしめてましたね。

デンジ

 デンジについて言いたいことはもうほとんど書きました。なので少しだけ、ドアについて。

 銃の悪魔になったアキくんがチャイムを鳴らす。デンジがドアを開ける。デンジがアキくんを殺す。

 パワーちゃんが誕生日ケーキを持ってチャイムを鳴らす。デンジがドアを開ける。マキマさんがパワーを殺す。

 ドアを開ける、という行為は招き入れるということだから、罪悪感を植え付ける演出なのか。なぜチャイムを鳴らすのか。

 デンジはもともと空っぽで、チェンソーマンが入ったからマキマさんに価値を与えられた。そのマキマさんがいなくなって、何が残ったのか。二部が楽しみですね〜。