感情って脳のバグみたいなものな気がする。どうして手に取って触れ得ないのに、当たり前のようにあるものとして扱っているのだろう。

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弱者男性ってなかなかありえないよりの言葉だと思っていたけど、最近ちょこちょこ自虐的に使われているのを見かけるので、そのうち新たな蔑称が生まれるのだろうなと思う。

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掴みどころのない人間になりたいけれど、掴みどころのない人間というのは、掴まれそうになったときに逃げてしまう人間のことじゃない。

私のからっぽに気づかれるのが怖い。

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誰かの悪口を言うような人にはなりたくはないと思っているけど、無意識のうちに言っているかもしれないとときどき思う。自分ではそうは思っていないけど、そう捉えられるというか、ちょっと嫌な気分になるようなこと。

どういう言葉を使っていけばいいのだろう。誰とも喋りたくないというか、そんな風に言葉に責任を持ちたくない。言い方が悪いかもしれないけど、責任を持つ相手を選びたい。

だからこんなふうに言葉を綴るべきではないのかもしれない。

なんというか、こんなことしか書けないのなら、書くべきではないのかもしれない。そう思う。

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例えば嫌なことがあって、それをどうやってあなた(誰か)に伝えればいいのだろう。どんなに言葉を尽くしたって、私の状況も感情も完璧には伝わらないというのに。

私の身に起きたことを伝えるには今日の天気から、いやもっとむかし──例えば子供のころのトラウマ──からあなたに話さなければいけない。そんな話を誰が聞きたいのだろう。きちんと話せる自信もないのに。

だから私は泣くしかないのだ。じゃあ泣き方を忘れてしまったら? それでも泣くべきだ。きちんと。涙を流せなくたって私の影は泣いているのだから。

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窓の外で「バイバイ、また明日ね」という声が聞こえる。誰かと誰かがお別れをしたのだろう。ふたり(もしくは三人、もしくはそれ以上)はまた明日も会えるらしい。