病み
この前、仕事を休んだ。諸般の事情で行きたくなかったのだ。別に私が休んだら、その分仕事が他へ行くとか、誰かに迷惑がかかるわけじゃない。だから休んでしまおうと思った。
体調不良のための休暇は許されている感があるけど、精神不良の休みは許されてる感があまりない。同じようなものだと思うし、なんなら体調不良は体調管理ができていないのでは、と思ってしまう。
私が体調不良にあまりならないのは、家から出ないで規則正しい生活を送っているからだと思っている。高校くらいまで月イチで38度の熱を出していた。そんな体の弱めの私が体調不良にならないのだから、体調不良になるのは管理が甘えているからだと思ってしまう。
まあ、おそらく「家から出ないで規則正しい生活」のせいで精神的な不調になっているので、上手くいかないなと思うし、なら仕事を休んでも良いかと自分自身を正当化してしまう。
私は自分が世界で一番弱いと思って生きている。だから私にできることができない人を見るとどうしてだろう?となる。よくない。
最近、私は他者の病みに対する解像度が低いなと考え込むことがある。この人は友達も恋人もいて、どうして精神を病んでいるのだろうみたいに思うのだ。そういうときは事故にあったのだろうなと思う。交通事故にあって体が上手く動かなくなるように、学校や職場で何かしらの事故にあって心が上手く動かなくなる。
自分の病みと他人の病みの形が同じではないこととをよく忘れてしまう。でも自分の経験でしか人はモノを語れないから仕方がないような気もする。
「私ができたのだからあなたにもできるよ」と言うのは考えることの放棄だし、「逃げたっていいんだよ」は無責任だと思う。正解の言葉なんてなくて、というか言葉は結局どこまでいっても完璧ではなくて、言葉にならないものを、ならなかったものを感じて生きていきたいし、そういうものを言葉にすることから逃げないようにしたい。