声で言語化すること
どうして私は上手くしゃべれないのかということに思い悩んでいたときにゆる言語学ラジオというポッドキャスト(下のURLはユーチューブ)を聞いた。物事を絵で考える視覚思考者の回の話。内容としては人はその視覚思考者と言語思考者にわけられるみたいなもの。
https://youtu.be/5NJ_tKtvjCs?si=_Su2fETS2Rf1OOcr
私はおそらく言語思考者で、話しているお二人もごりごりの言語思考者。ここで内容について詳しく語るつもりはないから詳しくはラジオなりを聞いてほしい。
この二人はとてもよくしゃべる。話は上手いし面白い。ラジオでも言っていたけど、これだけ理論的に知性的なことをペラペラしゃべると頭がよさそうに見えるし(実際に良いのだろうけど)、優秀そうに見える。そしてそれは逆もそうで、上手くしゃべれない人というのは、現代社会ではそれだけで損をしていくことになる。
それはなぜかというと、現代の社会では言語を通して意思の疎通を行っているからだというのがラジオの主な内容で、言語で思考しない人はそれだけで不利になるということ。
そんな話を聞いて、私もこれだけしゃべれれば人生が好転するだろうなと思った。人と上手くしゃべれないというのは私の対人コンプレックスの半数くらいを占めている。
私は幸いにも、おそらく言語で物を考えるタイプで二人の話していることがすごく共感できた。文章ならいくらでも自分の伝えたいことを書ける、頭の中でもずっと何かしゃべってる、それなのにどうして口からそれが出せないのか、この文章で書いているものを口からでも出せるようになったら私は無敵じゃないのかと思った。
どうして上手く話せないのか考えてみる。まず自分の話に自信がないのだと思う。あと経験不足と孤独に慣れてしまっている。ここ5年、声で話した文字数と文章で書いた文字数だったら、圧倒的に文章の方が多いと思う。だったら仕方ないのではと思いつつ、半々くらいにしていきたい。
しゃべるのが苦手で文章の方が得意という人もたぶん多くいる。私はたぶんそっちのタイプなのだろう。受け取れるものも文章の方が多い。ただ私がしゃべれないと決まったわけじゃないのでとりあえず訓練してみようと思う。まずはどこかいい感じのラジオアプリみたいなところで一人でしゃべってみる。
あと、たくさん本を読もうと思った。いままでは小説しか読んでこなかったけど、それ以外の本。内容や感想を言語化しやすい本。小説、とくに私が好きな小説はたいてい感想を言語化するどころか内容を言語化することもできない。言語化できないのってすごく気持ち悪くて、いままではまあ心に残ればそれでいいと思っていたのだけど、それって独りで生きてたからで、もう少し言語化する訓練をしようと思った。
会話って瞬発力の競技で、私は考えるのに時間をかけるタイプだから苦手なのだと思う。文章ならすらすら書けると言っているけど、たぶんこれを一時間近く書いてる。一文書いたら手を止めて、次に書く内容を頭の中でまとめる。ある程度まとまったら書き出す。
いや違うな。ぱっと脳内に書きたい内容の文章がいくつか出てきて、取捨選択している感じかな。もっと言うと書きながら整形しているような感覚もある。独り言のように浮かんだ言葉たちで文章になりそうな一本の線が見えたら書き始めて、同時に書きながら文章として整形している。
話すときも同じで、だから時間がかかるのだと思う。あと口で話すとなるとそっちにリソースが割かれるから浮かぶ言葉数が半減する。対面だと相手の表情とか、しぐさとか、その他もろもろにもリソースを割かなきゃいけなくて、超マルチタスクじゃんって感じ。私が考え事をするときに目線をそらすのは、入れる情報を減らすためなんだなぁ。
マシュマロ
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