2022.12.14
今日が双子座流星群の日だということで帰り道に夜空を見上げた。すると目の前にとても大きなオリオン座が目に入った。どのくらいの大きさかというとオリオン座の角と角を掴むために私は両腕を大きく開かないといけないほどだった。そのあまりの壮大な美しさに目を奪われ、人間が作るもの──例えばイルミネーションのような──なんて手も足も出ないちっぽけなものだと思った。全てがバカバカしく感じ、思わず笑った。
これを書き始めるついさっきまで私は家の窓に顔をくっつけて流れ星を待っていた。時間にしたら10分ほどだったと思うけど、ひとつ流れ星を見ることができた。はっきりと見たはずなのに見間違いだったんじゃないかと思うほど一瞬の出来事だった。しかし私は流れ星を見た。左頬のそばかすを横切る涙のような流れ星だった。
小学校のころ星だったり、月だったりと宇宙にハマっていた時期がある。人とは違う何かにハマりたかっただけな気もするけど、実際に今でも星だったり宇宙だったりそういったものは好きなのであのころの感情はあながち嘘ではなかったのかもしれない。
そういえばこの前、皆既月食があったけど大して面白いものではなかった。しかしそのあとで、皆既月食であったり皆既日食は月と地球と太陽の距離感や大きさがぴったり合わないと起きない現象であると聞いてなるほどなぁ、と思った。なんでも他の惑星でこのような現象は見られず、これは宇宙人の仕業なのではないかと言うのだ。
もちろん信じているわけではないけど、都市伝説は好きだ。文字通り現実を舞台にした物語という感じがする。なんだかSFだったりそういった小説を読みたくなってきた。もう数年SFは読んでない。
話は少し変わるけど、ツイッターの広告で八田エミリさんが出てきて懐かしく思った。知っている方がどのくらいいるのか分からないけどアシタノワダイは私が都市伝説にハマるきっかけを作ってくれたようなチャンネルだった。
今でも覚えている。5年前に八田さんがYouTubeのアシタノワダイのチャンネルでSwitchのプレゼント企画をやっているサムネを見たのだ。私はこんな綺麗な人がYouTubeをやっているのだ、と驚いた記憶がある。実際にアシタノワダイを運営しているのは別の人でおそらく彼女は顔だけを貸しているような形だったのだと思う。そこら辺はよく分からない。
当時、彼女は名前すら分かっていなくて、動画のナレーションをしている人(別人)がマイと名乗っていたからかそう呼ばれたりしていた。いわゆる謎の美女。他の動画を見ると冒頭に彼女がちょっと登場して一言つぶやき(使い回しの動画だった)それから都市伝説系の動画をナレーション付きで流していた(確認したけど過去動画は消されているように思える)。
人がつき始めたからなのか、それからチャンネルはだんだんと国の闇(移民がどうとか、売国だとか)を暴くような動画を上げ始め、なんだか不穏な雰囲気を醸し出し始める。そしてチャンネル主が何者かに命を狙われていることを示唆するような内容の動画をあげた。内容は八田さんがマックか何かをひとりで食べる動画(彼女がメインの動画は珍しかった)なんだけど、パッパッとサブリミナル的に文字が映し出される仕掛けなんかが施されていた。
その動画は広がり、色々な考察が飛び交い、それをまとめる動画なんかも作られていた。そのタイミングでチャンネルの投稿は途絶える。
しかし今では何事もなかったかのように小ネタをマンガにする動画をあげている。そして謎の美女、八田さんはチャンネル登録60万人のYouTuberになっている。全部嘘で仕組まれたことだったとしても、とてもおもしろかったなぁと私は思った。(特に何か調べたわけじゃないし、記憶も曖昧なため間違っていたらすみません)
それを見て私は5年も経てば大抵のものは変わってしまうのだと思った。なんというか、むかし遊んでいた公園ががらりと雰囲気を変えて駐輪場になっていたような感覚だった。
何も決めずに書いたら、半分が星の話、もう半分がアシタノワダイの話になってしまった。そして1700字を超えている。この話のポイントは作り物とそうじゃないもの(今考えた)です。