前回の記事の表紙画像に「所有」とあったと思うのだけど、それについて書き忘れていたので今日書く。始めに書くことを決めてそれを表示しているのに、書き忘れるのはいかがなものなのか。

私は物を所有したくないという話。出来ることならあまりものを持ちたくない。本とかがこれに当てはまる。もう一度読み返さないものを買うのがもったいないと思ってしまう。場所を取るし。

だから私には積読という概念がない。本は基本的には図書館で借りてくる。マンガもそうで、最近は近所のネットカフェに行ってマンガを読んでる。こっちはお金がかかるのだけど、買うよりは安い。

なんというか借り物って責任がない。読まなくたっていいし、あと図書館の本ならフィルム?が貼られているから割と雑に扱えるというか、傷つけるかもという余計なストレスがない。

ただ自分で所有しておきたい本もある。最近は図書館で読んだハンガンを買い集めている。

なるべく物を持ちたくない。ただ図書館にない本というものがあるので、どうしようかと悩んでる。また電子に戻るしかないのか。それでいうと電子でもあまりものを持ちたくない。

***

名刺代わりの小説10選を更新したいとずっと言ってる。いまパッと挙げてみる。前回から変わらないものはそのままにする。

・ノルウェイの森/村上春樹
・ダンス・ダンス・ダンス/村上春樹
・街とその不確かな壁/村上春樹
・別れを告げない/ハン・ガン
・ギリシャ語の時間/ハン・ガン
・蹴りたい背中/綿矢りさ
・しろいろの街の、その骨の体温の/村田沙耶香
・わたしを離さないで/カズオ・イシグロ
・密やかな結晶/小川洋子
・TUGUMI/吉本ばなな

村上春樹が3つある。ちなみに風の歌を聴け、スプートニクの恋人、海辺のカフカあたりも捨てがたいけど、半分以上村上春樹になるのもあれなのでとりあえず3つ。

あんまり変わらないな。

***

国立西洋美術館に行ってきた。素描展を見てきた。素描展自体は小さくて細かくて下描きみたいであんまりだったけど、常設展の方がすごくよかった。私はわかりやすくきれいな絵が好き。

絵画って窓みたいなだなと思う。何年前かも、どこかも知らない場所につながる窓。現実のものを見て描いているはずなのに、どれもそれを優に超える美しさがある。現実で見たことのあるどんな色より美しい色。

しかしどうして我々はこんな薄汚い世界を生きているのだろうと帰りの電車から窓の外を見ながら思った。