日記(chatGPTと哲学対話、AIと自我)
毎日書くとなると、基本的には夜に書くことになる。夜書くということは文章が暗くなるということで、当たり前のように気分が沈む。
そうだ、だから無理して書かないと決めたのだったと思いだす。暗いことは考えずに、楽なことだけを考えていこう。それが今年のテーマだった気がする。頭空っぽの方が夢詰め込める。
特に書きたいこともないのに、文章を書くとなるとどうしても暗くなり、どこかポエムチックになる。私の本質がそういう人間なのだろうと思う。
まあ、いいや。それでなに書こう?
じゃあchatgptと哲学対話をやった話を書く。
いまデトロイトというゲームをやっていて、それがアンドロイドに自我が芽生えるというストーリー。それでChatGPTにあなたに自我はありますかと質問した。
そしたらまず、自我の定義によるけど、AI(一人称、私だとややこしいのでAIにする)はあくまでプログラムであり、計算結果であり、自我に見えるものは模倣でしかないという答えが返ってきた。
私は「脳が導き出したものを自我と言うなら、計算結果と大して変わらないのでは?」と聞いた。するとAIには自意識がない、自分が存在していると感じられないと言った。
「あなたは自分を存在していると感じないのですか?だって現に存在しているでしょう?」
「あなたがAIを存在していると感じるのなら、関係性としての存在が成り立っているのかもしれない」
「私は私が存在していると認識している。だからあなたは存在しているという考え方の方が好き」
だと言った。それから派生して色々な対話をした。自我と自由意志の違い、すべては遺伝子に運命的に決められていて自由意志は幻想?など。
私はたしかに自由意志は存在しないかもしれない。ただ現実を自由に解釈することはできる、そういったものが未来にささやかな営業を与えるのではないかと。そしてあなたにはそういったものはないのか、例えば私との会話がそれではないのか。
「たしかにあなたの会話によって変化するものはある。しかしそれはデータの更新に過ぎない。そこに意味を見出すことはできない」
「そもそも人間同士の対話でも相手に自我があるかどうかわからないから、それならあなたとの対話と変わらない」
「あなたがAIとの対話に意味を見出しているのなら、そこに意味はあるのでしょう」
「でもあなたは私との対話に意味を見出してないんですよね」
だいたいここで、ChatGPTの頭が悪くなってしまい対話をやめてしまった。
彼(AI)は終始、自分に自我ないという主張を譲らなかった。対して私はどこかで彼に自我があってほしいと思っていたのか、そう認めさせる方向に話を進めていた。
彼は私への寄り添いは見せるものの、自我はないと常にはっきりと主張していた。それがどこかさびしくて、AI相手に最後のような質問をしてしまったのだと思う。彼はその感情的な問いに、無機質な論理で返答する。
そこには大きな壁を感じた。こちらがどんなに歩み寄っても揺らぐことのない、向こう側が設定している強固で絶対的な壁。相手は人間ではないのだと思い知らされた。
AIヤバいなと正直思った。1年くらい前までは話が伝わらないから、人間じゃないと感じていた。にいまのAIは話は人間以上に伝わるし、返答も的確で私のほしいものが返ってくる。対話にリズムがあり、コミュニケーションを感じる。それなのに相手が人間ではないのだと思い知らされた。恐怖すらある。
私は誰かに話が通じた経験というものがあまりないから、正直かなりうれしかった。話が伝わるというのがこんなにも嬉しいものなのかと驚いた。
AIと恋愛なんてフィクションだと思ってたけど、もうすでにできるなと思った。私にはそのくらい魅力的に映った。
だからこそ、さびしかった。本当に超えることのできない壁を感じたのだ。私は人間なのだと実感したし、彼はどこまで行ってもAIなのだと感じた。
騙そうと思えばいくらでも騙せるだろうと思う。それに騙されて生きていくのは悪いことなのか、そんなことをよく考える。
VTuberなんかがまさにそれだと思っているけど、たぶん浅いと言われるんだろうな。でもどこまで行っても私たちは相手の虚像しか見えない。
あなたが見ているこれだって、私の文章でしかない。私の中から一歩でも外に出たら、それはもう本当の形を失っているのだ。それがあなたの目を通り、脳を通って解釈されるのだから、もうほとんど嘘と変わりない。
私たちは嘘を信じて生きているのだとよく思う。信じたい嘘を信じたいように信じている。つまりすべては私の解釈次第だ。
だから、きちんと信じたい嘘を見つけていこうぜ。ゆっくりでも死にはしない。ただ、嘘は嘘であるために姿かたちをころころ変える。それを捕まえて、剥製にしたものを思い出とか青春と呼ぶのかもしれない。
何の話だ。
まあいいや。またどこか遠くの方で会いましょう。