新卒の歓迎会から帰ってきた。いつもなら寝ている時間なのだけど、どうせまだ眠れないだろうから少し書く。

不思議と心はハッピーな気持ちで終わった。どんより死んだような顔で帰ることになるものだと思っていたけど、そんなことはなく意外とケロリとしている。

もちろん中身はあまりいいものじゃなかった。あの会場の中で一番楽しんでなかったのは間違いなく私だと思う。ただ色んな方々のおかげで浮かなかった。それだけでわりと満足というか気分がいい。

何度か書いたけど、私は所属しているという感覚がほしいのだと思う。だから集まりの中で浮いていない(ぎりぎり地に足がついていた)だけで満たされる。ああ、私はここの一員なんだな一応、と思った。

私は人前だと食べ物が喉を通らなくなる。なぜだかは未だによくわからない。ただでさえ食が細いのにさらに細くなる。だから食事会とかそういうのは基本的に地獄なんだけど、最近、自分から食べれないんですよって言うようにしてから少しは楽になった気がする。カミングアウトすれば理解はされないけど認知はされる。

私はお酒を飲めないというか、飲もうと思ったことがないから、友達とでも飲み会とかは行きづらい。それに物を食べないし、自分の話をしたがらないし。

私は自分のことで話せることが少なすぎる。何にもない人生を歩んできたから、会話のカードがほとんどない。会話って持ってる手札で戦うゲームだと思っていて、その手札をたくさん持っている人が強い。

あと今日気づいたのは、会話というのはある程度ひな形が決まっていて、マジョリティ向けのあるあるを言っていくゲームなんだと知った。もしくはフィールド魔法で自分の盤面にしてしまうか。

私はどちらも無理なのでただ話を聞いて、にこにこ相槌を打っていた。その相槌にもレベルがあることも知った。私のはレベル1。

でも人の話しを聞くのは嫌いじゃない。むしろ好きかもしれないと今日思った。自分が話すことに比べたら10倍くらい好きだ。

基本的には話の内容というのはあんまり覚えていないのだけど(興味はないのだと思う)、それでも楽しそうに喋る人の話しをぼんやりと聞くのは好き。

今日一番心地よかった瞬間は横並び三人で歩いた帰り道。私以外の二人が話しているのを隣でぼんやり聞きながら歩いてたときだった。うわぁ、私浮ているな、ちょっと宙に浮かんでるんじゃないかなって思いながら星を眺めたり、通り過ぎる居酒屋の店内を覗いたりしていた。

そういうとき、なんか文学っぽいなっていつも少し自分に酔ってる。私はこれでいいんだよなって思った。一番端っこにいるコバンザメみたいな。会話に入ったってどうせ私にはわからない話をしてるし、話したいこともわからないし。

飲んだり食べたり喋ったりしなくていいなら、飲み会とかに参加してもいいかもしれない。そういうことを公言していこうかなと思った。普通のフリして生きてきたけど、なんか私普通じゃないし、不思議ちゃんみたいな扱われ方をした方が楽かもしれない。

少数なら大丈夫だけど、大人数では無理みたいな話をよく聞く。私は逆かもしれない。少数だと、とくに一対一だと喋らなくちゃいけなくなるし、色々とごまかしが効きにくい。相手がお喋りな方だったらいいんだけどね。どう思う?とか聞かれたら答えられるんだけど、何か話したいことある?と言われたら何も出てこない。

聞き上手になるべきなのかもしれないと思った。今日見ててほとんど自分の情報を開示してない人って結構いる。というか、半々くらいなんだと思う。自分のことを話す人と、人の話しを聞く人って。

まあ、ほんとは話が合う人と一緒にお喋りできるのが一番いいんだけどね。

空腹で胃が気持ち悪い。おいおい、物は入れただろ?と言い聞かして寝ようと思う。

マシュマロ


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