一万字の自己紹介を書いたら、最後の方はネタがなくなって自分の本質に辿りつけるんじゃないかと思ったけど、そこに辿りつけそうになくてやめてしまった。

自分との約束はすべて破ってきました。自己紹介終わり。

真面目さとか誠実さは美徳ですか。つまらない人間じゃないですか。

つまらないのは中途半端な人間でしょう。私のような。

腕が痛いと思ったら、昨日運動を少しだけしたんだった。本当に少しだけ。なんだ体調も悪い気がする。

何ごとも原因を探るようにしている。原因があって結果がある。過去があって今がある。

眠った私はそのまま起き上がらず死に新しい私が立ち上がる。幾千もの私の屍の上。

鳥が鳴いていたのでスマホで録音してみた。スマホの音声はツイッターにもnoteにものせるのがめんどくさそうなので、私の小さな鳥かごの中で永遠に。

シュレーディンガーの猫。ビュリダンのロバ。独りぼっち月面ウサギ。

何にもやる気がしないよ。どれもこれも意味がない。

真夜中に少女は目を覚ましました。蛍光塗料が塗ってあるはずの時計の針はなぜか読み取れません。横で眠るウサギの手を取ります。大きなウサギ。そのまま引きずるように部屋を出ました。歩きながら少女は思います。なぜ私はベッドを出たのだろう。はじめは無意識的にトイレに向かっていました。しかしトイレに行きたいとは思いません。少女は立ち止まってしまいました。廊下の真ん中。ひとり。ここはどこだろうとふと思います。少女の家で間違いありません。これは夢なのかもしれない。しかし少女には夢の秘密を暴いた経験がありませんでした。次第に手に掴んでいるウサギですら信じられなくなってしまいました。少女はウサギを持って自分の部屋へと走り出します。恐怖と不安でほとんど浮かんでいるような感覚がしました。そのままベッドに入り込み目を閉じます。恐ろしいものたちもここまでは襲ってこないのです。翌朝少女は目覚まし時計の音で起きます。清々しい朝です。鳥が鳴き、窓からは太陽の光が新しい世界の誕生を知らせます。少女は思います。昨日の出来事は夢だったのだろうか。それとも現実のことだったのだろうか。誰かがあれは夢だよと言ってくれさえすれば、少女は安心できたでしょう。しかしあの夜を共有できたのはウサギだけでした。ウサギはスイミングの後のように眠っています。少女は起き上がります。こんなこと学校に行って友達に会えばすぐに忘れる。そう自分を励まします。実際、少女は次の日にはすっかりこのことを忘れていました。しかしあの夜の出来事は夢であれ現実であれ実際に起こったことなのです。忘れたとしても、線路のように逆に歩いて行けばそこにたどりつくのです。